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ナースのお仕事 [そらいろの軌跡(過去の記録から)]

今回は看護についてです。

看護の仕事って知られてないですよね。
“今の”私が考える『看護』です。

 看護とは、
人間が本来あるべき健康な状態(*)を障害されている時、
対象者に対し、対象者が健康に生きることに必要な
知識や意思の力や体力を身につけるために、
自分の状態と環境を正しく認識し、課題に取り組み、
意思決定することを援助する過程である。
援助をする人も援助を受ける人も互いに影響しあい、
成長をする過程である。

 看護の専門職性は、
人間が「健康に生きるための援助を行なう」スペシャリストである。
 看護師は、
病気の人にも、病気でない人にも、
その人が「人間として健康であること」がどういうことなのかを査定する能力を持つ。

 健康が障害されている時に、対象者が健康の回復に必要な知識や
意思や体力を身につけるための援助技術を有する。
 
 病気である場合、病気の治療に当たる医師と協力し、
身体的、精神的な回復を目指し、
病気になることで新たに生じた課題に対象者が前向きに取り組めることを援助する。
 看護師は、
身体的、精神的な健康回復と共に社会的にも健康であるかを査定し、
対象者に環境の認識と変化を促すために、必要な他職種と連携し、調整を図る能力を持つ。
 看護師は、自分も環境により影響を受けながら成長している人間であることを認識しており、
看護を提供することで(影響を受け)、専門職者として成長する。
 看護の目的は対象となる人間が健康に生きることであるから、
看護師は、他の医療者が負の影響を及ぼす環境となる場合、
環境を調整する役割を担う(倫理的問題に対処する責任を持つ)。

私は、こうありたい!

*人間が本来あるべき健康な状態は、「人間とは?」で書かせてもらいました。

この記事は過去に書いたものを再掲載したものです。

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ちょんまげ侍金四郎

大昔の入院中、毎朝検温・血圧・指先で計る血液の酸素濃度検査等々をてきぱきとこなす姿、またその笑顔に随分と精神的に助けられました。
by ちょんまげ侍金四郎 (2014-12-25 08:36) 

hana

金四郎さん、入院の経験がありましたか(*^^*)私はスタッフとして病棟に努めたのは入職からのたったの2年。後は訪問看護の部署と師長としての病棟勤務でしたから、経験の浅い私にとって検温の時間は必要な情報収集に神経を研ぎすまして勝負の時間!という感じでした^^;
そして、変化のあった患者様へのケアでぱたぱたとあっという間の申し送りおくりになってしまう毎日。患者様の感謝の言葉にどれだけ励まされたことか…。お互い様の関係があったのですね。
by hana (2014-12-26 00:19) 

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